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第9回：全豆乳

固形分21％以上。大豆の加工用途が一気に広がります。

株式会社アジアプロティイン

■遺伝子組換大豆0.1％以下。安心、安全な大豆です。「全豆乳」の原材料は、全商品非遺伝子組換白目大豆の証明を受けた、安心・安全な大豆です。
表面に付着した異物を取り除き、砕いてパウダーに加してから水と混ぜ合わせて加熱したものです。一切の添加物も使用していません。

■大豆の栄養分を逃がさずペースト状にしました。
「全豆乳」は液体ではなく高濃度の豆乳ペーストです。脂分をはじめ、大豆成分が一切損なわれていません。また、大豆固形分は21％以上。豆乳飲料はもとより、豆腐製造豆乳と比べても約2倍の濃さを誇ります。そのままでもおいしく食べられる、青くささのない甘い豆乳です。
大豆固形成分の比較

■加熱加工が不要。そのまま料理に使えます。
水と混ぜ合わせてあらかじめ加熱処理されてある「全豆乳」は、下処理することなくそのまま素材として使えます。初めからペースト状になったことで、「全豆乳」は大豆を使った食品、商品の加工が飛躍的に容易になりました。医療・医薬品、流動食・病院食、離乳食、パン、ソフトクリーム、菓子（あんこ材料）、カップ麺、クリーム、健康食品、ハム、ソーセージ、ギョウザ、ラーメン、おにぎりの具、シチュー、雑炊、シュークリーム、たこ焼き、ハンバーグ、みそ汁の具、かまぼこ、豆乳せんべい、白和えなど。従来にない可能性があります。

呉汁（ごじる）[材料（4人分）］

●全豆乳200g●水1．2L●鶏ガラスープブイヨン1個●味噌大さじ3
◆具…●里芋4個分を下ゆでして一口大に切ったもの●厚揚げ1枚8等分●鶏もも肉1枚（200g前後）を一口大に切ったもの●ワケギ2、3本を4～5cmに切ったもの

1.深鍋に水1．2Lと鶏ガラスープブイヨンを入れ、煮立ってブイヨンが溶けたら鶏もも肉を入れ、中火で10分ぐらい煮る。
2厚揚げ、里芋を入れて火が通って温まったら、ボウルに全豆乳と味噌を入れ、鍋のスープを注ぎ、溶かしてから鍋に戻す。最後にワケギを入れる。好みで器に入れてからブラックペッパー、七味等で風味を加えてもおいしい。

焼ぎょうざ[材料（4人分）]

●全豆乳100g●豚ひき肉150g●ぎょうざの皮（市販品）1パック
※長ねぎ1／3本、みじん切り（50g前後）、しょうが汁大さじ1、サラダ油・ごま油・しょうゆ各大さじ1
・酒大さじ2・塩・コショウ少々

1．ボウルに豚ひき肉と「※」の材料と調味料をよく合わせ、粘りが出るまでこねる。
2．1に全豆乳を混ぜ合わせ、皮に包んで焼く。

■レトルトだから常温での流通が可能。長期保存ができます。
全豆乳」は200g入りと1kg入りの2種類です。レトルトパックですので、常温での流通が可能です。また、長期の保存が可能ですので、発注・管理が容易です。

■更年期障害を緩和し、生活習慣病予防。いま注目のパワー。
大豆は豊富なたんばく質を含むことで知られ、「畑の肉」ともいわれますが、最近の研究ではまるごと食べることで体にいい効果が得られることが分かってきました。もっとも注目を集めるイソフラボンは、女性の更年期障害を和らげ、骨粗しょう症、がんを予防し、進行を抑えます。大豆レシチンは、動脈硬化を防ぎ、高血圧、心臓病、糖尿病を予防する効果があります。さらに、脳の働きをよくし、ボケ防止、記憶力・集中力を高める効果や、心筋梗塞や脂肪肝を予防する効果もあるといわれています。日本人の食生活になじみの深い大豆ですが、これからは改めて大豆パワーが注目されることでしょう。