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第26回:「ダイビングはいかが?」 (2004.01.01)
ダイバー達の憧れ沖縄県のケラマ諸島
平成15年11月22日〜24日の連休を利用して、世界でも有数の透明度を誇る、ダイバー達の憧れ沖縄県のケラマ諸島に夫婦で行ってきました。

那覇空港から潜水地の佐久原(サクバル)を目指して船で約1時間。途中、大波の影響で少し船酔い気味になる人が大半で、あいにくの曇り空の影響で気温も25℃と少し肌寒く、沈黙が続く船内でしたが、潜水地に到着すると先ほどの大波が穏やかに静まり太陽の日差しが差し込んできました。(やはり日頃のおこないが良いのでしょうか!?)

実は、今年の6月にも新婚旅行で石垣島に行ったのですが、この半年間で約7kgも太ってしまい(幸せ太りかな??)Myウェットスーツが息苦しく、写真撮影に悪影響を及ぼすかと思われましたが、さすがは大自然の宝庫、予想を遥かに上回る美しい写真を撮る事ができました。

一般的にダイビングはお金がかかる遊びだと言われていますが、今回の費用は昼食代込みで1人¥12,000でした。決して安いものではありませんが、今までにダイビングを通じ得た物は多くありましたし、また今後も続けていきたいと思っています。僕なりの感想を皆さんにご紹介したいと思います。
ダイビングの魅力
なんといっても今までとは全く違う世界に足を踏み入れるということだと思います。透きとおるような海に潜って泳いでいると、まるで空を飛んでいるような気分を味わえます。それだけで、かなりやってみる価値があると思います。

次に、鮮やかな珊瑚礁、神秘的な海底遺跡・・・
自分の周りをたくさんの魚が泳ぎまわる様はまるで竜宮城のようです。その感動は、皆さんの価値観や人生観を変えてしまうかもしれませんよ!


右は佐久原の海で撮った写真です。


ここ10年程の間、ホエールウォッチングができることで有名なケラマ諸島。慶良間諸島周辺の海を回遊するクジラはこの暖かい海で交尾、出産、子育てを行い、5月頃に北の海に戻っていきます。

慶良間で観ることが出来るクジラの種類は主にザトウクジラ。ザトウの名前の由来は「座頭」。クジラの体つきが、座頭が持っていた琵琶に似ていたからなんだという説もあるらしいです。ザトウクジラの体長は約12〜14m、体重は約30〜40t。ザトウクジラは「歌」を歌うと言われます。繁殖期に雄が雌にラブソングを贈るのです。その歌はフレーズを作り、集合体になったものが曲となるのですが、なんだかロマンチックですね。

海の底に沈んでいる空き缶やカップラーメンのカップ。こんなところに何でこんなゴミがあるのだろうと不思議に思う事がしばしば・・・。

海が濁っていてほとんど魚が見られない時、落ちているゴミばかりが気になり無性に残念に思う事もあります。ダイビングをするようになってから、海のみならず地球の環境問題にも少し興味を持つようになりました。

いつまでも美しい海に潜る為、自然を守る為に地球を大切にしなきゃいけないと思い、心がけるようにしています。皆さんゴミは必ず持ち帰りましょう!!!


一言で言うと、ダイバーには何故か気さくな人が多い。
全く初対面の人から、もしくは通りすがりの人から、どこそこのスポットに○○がいただの、海中の様子がどうだっただのを仲の良い友人に話すかのように話しかけることもしばしば。そんな雰囲気の中にいると、いつのまにか自分の将来の夢や、今までにあった出来事を人に話しかけて、大声で笑っていることも!ダイビングという共通の体験をしているというだけで、これほどに仲間意識、連帯感が強くなるものなのかなぁ?

余談ですが、僕がダイビングを通じて、人生のパートナーである良き伴侶を得ることができましたヨ……(笑)


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