出逢いを大事にしてきたから「いまの幸せ」がある
歯科医療機器の販売は丁稚奉公から始まった。道具修理の腕を磨き、顧客との出逢いを大切に独立。 競争相手からの妨害にも屈せず、海外からの輸入に活路を求めて邁進した半生記。 歯科医療機器の販売は、競争が激しい。大手商社は数社で、そのほとんどは、 個人でやっているような小規模商店である。 著者は、中学時代から働いて家計を助けてきた。住み込みの丁稚奉公後、勤倹貯蓄しての開業。 その後の半生の過半は、夫婦で二人三脚。人との出逢いを大切に、誠実に精進してきた。そしていま、コサカは、優秀な製品を海外から仕入れ販売する大手商社に成長した。
クルーズ大好きな著者が、波路はるかに50年―――。
人生を航海になぞらえはじめて語った半生記。
中央公論事業出版
四六判・290ページ・上製本
定価 1,890円(本体 1,800円+税 5%) |