第45回:プランメカ・サテレック 研修ツアーダイアリー vol.3
(2007.02.01)
白水貿易株式会社様主催の『プランメカ・サテレック 研修ツアー』ダイアリー最終回です。
パリ〜ヘルシンキ〜トゥルクと続いたツアーもいよいよ佳境へ。今回はスウェーデン・ストックホルム〜サテレック社・ピエールローランド社のあるフランス・ボルドーまでの道のりをご案内致します。
シリヤラインで巨大な寒気団に襲われた一行は、その後どうなったのでしょうか?!
2006年11月1日(水)
到着予定時刻の朝6時30分より2時間も早く急遽スウェーデン・ストックホルムへ到着したシリヤラインに下船した我々は、朝食後「北欧のヴェネツィア」と誉れ高き、スウェーデンの首都にして最大の都市・ストックホルムを散策しました。
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ストックホルムといえば真っ先に思い浮かぶ名前が、ダイナマイトの開発で知られるアルフレッド・ノーベルです。彼の遺言に従い、いまや世界的な権威を持つノーベル賞の記念晩餐会が行われるのがここ『ストックホルム市庁舎』です!
早稲田大学大隈記念講堂にもその影響が見受けられるなど世界的にも有名な建築物です。
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『ストックホルム市庁舎』は一般公開されているので中に入ることができます。こちらはノーベル賞記念晩餐会で使用される食器です。スウェーデンはコスタ・ボダ、オレフォスなどクリスタルガラス製品で名が知られています。
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ノーベル賞授賞式のあと開かれる晩餐会に使われる『青の間』です。ノーベル晩餐会では実に1000名を超える招待客が集まるといわれ、テーブルに並ぶ料理はもちろんパーティーのプログラムも大変魅力的なんだとか。
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晩餐会のあとは金箔のモザイクで壁が彩られたここ『黄金の間』で舞踏会が催されます。煌びやかな装飾と荘厳な雰囲気に思わず圧倒されてしまいます。
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ストックホルムの旧市街(ガムラスタン)をご紹介します。中世の景色そのままに重厚な石造りの建築物やその間を縫うように伸びる細い路地が残されていて、郷愁にも似た懐かしい気持ちになります。
◎ストックホルム公式観光ガイド(STOCKHOLM INFORMATION SERVICE)
寒気団に煽られながらストックホルムへ到着したのが朝4時過ぎ。午前中に市内見学を行ったのも束の間、お昼から飛行機で3時間かけてフランス・パリへ、車に乗り継ぎようやく本日の宿泊地『HOLIDAY INN BOADEAUX CENTRE』(ホリデイ イン ボルドー センター)のあるフランス・ボルドーへたどり着いた時には既に夜20時を回っていました…明日はサテレック社・ピエールローランド社での丸一日の研修。この日はただただ泥のように眠ったのでした。
2006年11月3日(金)
昨日11月2日(木)はサテレック社・ピエールローランド社の工場見学と商品研修で丸一日を費やしました。明けて本日はボルドーの街を終日観光です。シャトー・マルゴーをはじめとする世界的なワインの産地として日本でもお馴染みですが、世界遺産『サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路』にあるモニュメントのうち、3ヶ所がボルドーに集まるなど観光地としても見所も満載です。
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ガロンヌ川に架けられたボルドーを代表する建造物『ピエール橋』です。欄干に並ぶ美しい街灯が存在感を演出します。ナポレオンが直々に建造を指示したと言われる由緒ある橋です。
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世界遺産に登録されているモニュメントのひとつ『サン・タンドレ大聖堂』です。大聖堂内部の写真もご紹介します。最も古い箇所は11世紀に造られたと言われ、至るところに施された彫刻やステンドグラスを眺めていると中世にその名を轟かせたフランスが蘇ってくるようです。
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ボルドーの町並みを撮影しました。今のボルドーを語るのにトラム(路面電車)の存在は欠かせません。都市の中に張り巡らされた軌道には架線がないので街の景観を損なうことがありません。
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世界のワイン愛好家を虜にしてやまないボルドーワインが生まれる世界遺産・サンテミリオン地区です!石畳の路地があちこちに伸び、一面に広がるブドウ畑と歴史あるシャトーが出迎えてくれました。
◎ボルドー発見(ボルドー観光局)
今日の夕食はサンテミリオンでいただきました。夜の帳と街灯に浮かぶワイナリーが溶け込んだ美しい景色を背に、慌しく過ぎていった研修ツアーを思い返しました。翌日フランス・パリよりエールフランス航空にて帰国の途に…やはり機中泊はツライ……